SPIとは
SPIといえば、就職活動の時に受けなければならない試験ということで名前を覚えている人も多いものです。
具体的にその試験の内容や仕組みについてよく分からず受験をしているという人も少なくありません。
SPIというのはリクルート社が提供している適性試験で、多くの企業が就活生の能力を判定するために行なっている試験です。
正式名称はSPI総合検査といい、厳密にはSPI1など4種類あるものの全てまとめてSPIとしています。
>>SPI3とは|SPI3リクルートの適性検査
試験の内容は、適正テストと能力テストという2分野で構成がされています。
適正テストは性格診断をするものであり、200題の質問に「はい」「いいえ」で回答するものとなっています。
質問に答えた内容を分析することでその人の性格を判断することができます。
このようにいうと、少しでも企業が求める人材であるべく自分の意志よりも企業が求める人物像に近づくよう回答しようと考える人も少なくありません。
しかし、回答内容に矛盾が生じた場合や非現実的な回答結果となると虚構性があるという診断もされるので素直に答えることが望ましいです。
次に能力テストは言語分野と非言語分野で構成されていて、その内容は国語と算数に分かれて提出されると考えることができます。
問題の内容は決して難しくありません。
しかし問題数が多いので時間配分を考えながら解かなければ試験時間内に終わらない可能性があります。
SPIの活用方法は企業によって様々です。
能力テストの得点で足切りをする企業もあれば能力テストは参考程度に留めるところもあります。
とはいえ、試験結果は悪いより良いに越したことないです。
なので、しっかりと対策をしておくことが望ましいと言えるでしょう。
オススメのSPI対策法
試験対策をするにあたっては基本的な受験勉強と同じです。
様々な問題集を手広く解くよりは1冊に絞ってしっかりと試験対策をする方が力をつけることができます。
試験勉強の方法としては、まずは一通り解いて内容を理解し、その後からはできたものはどんどんと削っていき、できなかったもののみをしっかりと反復して定着させる方法が実力をつけられます。
どの問題集でも基礎がしっかりと抑えられており、なおかつ試験によく出る問題は掲載されているので使い勝手が良いものを選びましょう。
人によって勉強方法というのは違うものであり、問題と解答解説が切りはなせるタイプが良い人、赤シートで消せる方が良い人、テキストのサイズは大きい方が良いか小さい方が良いかなども違いがあります。
そこで、本屋さんに出向きSPI対策の参考書や問題集の中で自分が取り組みやすいものを選ぶようにすると試験対策が捗りやすいです。
人が使って良かったとしても自分に合うかはわかりません。
そこで実際に手にとって自分に合うものを選ぶことがとても重要です。